2004年08月06日
UNIXでのバックアップ
UNIXで広く使われているデータのバックアップを取る基本的なツールを次の3つに分類してそれぞれの特徴を考えてみる.
1.ファイルシステム型 dumpとrestore
2.ディスクイメージ型 dd
3.ファイル型 cp, tar,cpio,rsync
1.ファイルシステム型 dumpとrestore
まず,バックアップの定番ツールであるdumpとrestoreがこれに該当する.
ファイルシステム単位,つまりルートパーティションや/usrパーティション単位でデータをバックアップする.システムを丸ごとバックアップするのに向いている.インクリメンタルバックアップ(差分バックアップ)ができ,継続的なバックアップを少ない容量でできる.
2.ディスクイメージ型 dd
ディスクのイメージを1ビットごと,そっくりそのままコピーするツールがddである.ハードディスクを丸ごとコピーするのに向いている.
3.ファイル型 tar,cpio,rsync
ファイルやディレクトリという単位でデータをコピーするツールである.バックアップ対象を細かく指定したい場合に向いている.特殊ファイルやファイル属性情報の扱いに注意が必要となる.ファイルとして保存しておけば特別な復元処理が不要であり,バックアップから特定ファイルだけ復旧したい場合の処理が容易である.
これら,それぞれの特徴に応じた使い分けをすべきである.