2004年03月26日
オープンソースとビジネス
Rubyを作った日本のオープンソース開発の第一人者が、オープンソースのあり方についてまとめたスライドを公開している。
次の2つの点を明確にオープンソースに結び付けて考えたことが大変参考になった。
まず、ソフトウェア産業のビジネスモデルの主流が、パッケージからサービスに転換していること。ソフトウェアを公開することで、フリーライダーが増えるように見えるが、そのフリーライダーはサービス提供の対象となる予備軍でもある。ソフトウェアそのものではなく、サービスに主眼をおくと、オープンソースの活用度合いも重要な要素となる。
もう一つは、オープンソースの有効利用には3つの段階があること。
1つ目は利用、2つ目は貢献、3つ目は主導である。一見、1つ目だけがおいしく、2つ目と3つ目においしさはないように感じられるが、実際は後者であるほどオープンソースに従事することのおいしさ・有効性が増すことを考えさせられた。企業にとっては、2つ目によって自社の技術を高めることできるし、3つ目によって市場を誘導することさえできるのである。